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VOICE

お客様の声
VOICE . 02

室蘭市 Kさん宅

建築会社選びよりも床選びを優先し、ショールームで無垢材の魅力を実感

念願の家づくりを決めたKさんご夫妻が真っ先に向かったのは、札幌市にショールームを持つ体験型無垢フローリング専門店の「シーゲル」でした。キャンプやログハウスの滞在など、アウトドアを通じて木に親しんだことで、無垢材への憧れを募らせた奥さんが、建築会社の選定よりも優先したのが床選びでした。

対してKさんは当初「床にそんなにコストをかけなくても…」と消極的。しかしショールームでその質感を確かめると「足触りの良さが想像以上で、無垢フローリングの価値を理解しました」と、気持ちが一変したといいます。

ご夫妻が選んだのは「インポート・ユニ」シリーズのナラ材。このシリーズでは適度に節の入った「ラスティック」というグレードを使用していますが、昨今のウッドショックの影響で節の量が通常よりも多く、色味の濃いものが増えていました。一方でスタッフとの会話から見えてきた奥さんの好みは「節が控えめで、色味が薄いもの」。そこで同社はカタログには掲載されていない「ラスティック」とほとんど節がない「セレクト」の中間グレードを提案。「ショールームでの何気ない会話から私の好みをくみ取って、融通を利かせてくれたことに感激しました」と奥さんは振り返ります。

完成した新居は、玄関ホールから家族が集うLDKまで無垢の床が広がる豊かな空間。陽光や照明がもたらす陰影が、朝に夕にとその表情を変えています。「感触が気持ちよくて、家の中ではいつも素足です」とご夫妻。無垢材ならではの特別な質感を堪能しながら、新居での暮らしを楽しんでいます。

住設メーカーのショールームに床材のサンプルを持参して、床の色との相性をしっかり検討したうえでキッチンの色をセレクト。全体的に色味が統一されて、美しい空間に仕上がっている

「インポート・ユニ」の板は90㎜幅、120㎜幅、150㎜幅の3種類。「無垢材の表情や質感をしっかり楽しみたい」と希望した奥さんに応え、木目の美しさと存在感がより際立つ120㎜幅を提案した

玄関ホールからまっすぐ続く廊下も同じナラ無垢フローリングに。「ショールームでサンプルを日陰や日なたに置き、光によって変化する無垢材の表情を事前に確認できたのがよかった」と奥さん。仕上げに塗布した自然オイルのルビオモノコートは塗膜を形成する塗料よりは弱いが、撥水性があるため、キッチンや洗面台などの水まわりにも無垢フローリングを採用している
無垢の木とタイルの異素材のコントラストが目を引く玄関ホール。1階はユーティリティや個室を除く空間すべてにナラ無垢フローリングを採用した

設計・施工 (株)住まいのウチイケ