MAINTENANCE

無垢材のメンテナンス

内装用無垢羽目板
SOLID WOOD PANELING

01

ご入居前

OSMO塗装又は自然ワックス仕上げの無垢羽目板の場合、美装の際の、ワックスがけは不要です。弊社指定ワックス以外は絶対に使用しないで下さい。ワックスがけが必要な場合は、弊社へご相談下さい。

02

日常のお手入れについて

原則的に、水拭きは推奨いたしません。無垢羽目板が水分を吸収し、膨張する可能性があります。又、無垢羽目板の表面に細かいケバ立ちが起き、羽目板表面にザラつきが出る事があります。

汚れが付着した時等止むを得ず水拭きが必要な場合は、最初に乾拭きで汚れの除去を試み、それでも落ちない場合は台所の中性洗剤を溶かしたぬるま湯に雑巾を浸し、よく絞った後に汚れを除去してください。汚れが落ちましたら、乾いた雑巾で必ず乾拭きをしてください。

毎日のお掃除は、乾いた雑巾またはよく絞った雑巾でお手入を行ってください。 ※ワックス成分が含まれた化学雑巾やハンディモップをご使用になると、羽目板・腰壁に油分が浸みこみ、シミになる場合がございます。乾いた雑巾やドライシート等のご使用をおすすめします。 ※ウェットシートはご使用にならないで下さい。

外部の水・汚れ・泥を持ちこむ事のある場所(玄関等)、水気が多い場所(キッチン・トイレ・脱衣所等)では、出来るだけ無垢羽目板に水がかからないような工夫をして下さい。

塩素系の洗剤(漂白剤等)が羽目板に飛び散った場合は、乾いた雑巾で拭き取り、更に固く絞った雑巾で薬剤を拭き取ってください。

クレヨン・マジックインキ・絵具等が付着した場合は、家庭用の中性洗剤か固形石鹸(又はアルコール)で早めに拭き取ってください。時間が経過すると、シミになる事があります。

コンピューターのプリンターインク・靴墨・毛染め液は、付着すると取れません。お子様やペットの手の届かないところに置いて下さい。

直射日光があたる場所は、温度が高くなります。 乾燥による「ひび割れ・変色・隙き」の原因となる事がございますので、薄いカーテン・ブラインド等で遮る工夫が必要です。

植栽を置く場合は、水やりの際水が飛び散らないように注意して下さい。「シミ・膨張・突き上げ・変色」の原因となる事がございます。

無垢羽目板は、乾燥・多湿の環境で「膨張・収縮」を起こします。無垢羽目板が膨張気味のときにはエアコンなどをご利用頂き、収縮気味の折には部屋の中で洗濯物を乾燥させる等の工夫をお願いいたします。

03

補修について※傷は自分で補修する事が可能です

ご注意ください

以下の補修方法は、OSMO塗装又は自然ワックス仕上げの無垢羽目板の補修方法です。ウレタン塗装仕上げの無垢羽目板に関しましては、弊社までお問い合わせ下さい。自分で補修をするのが難しいと判断された場合は、プロの補修業者様にご相談される事をお勧めします。

浅めの傷(擦り傷等)ができた場合は、サンドペーパーで少しずつ削って周囲と馴染ませ、同じ色の塗料でタッチアップを行って下さい。深めの傷は市販の床補修セットで傷部分を埋めた後、塗料でタッチアップを行って下さい。

深めの傷(凹み傷等)ができた場合は、へこんだ部分に水分を含んだ布を数十秒あて、その後低温のアイロンを当て、へこみ部分を膨らませてください。
※アイロンを長時間あて過ぎると、フローリングが焼け焦げる恐れがあります。又、アイロンをあてたまま長時間放置すると、火災の原因になりますのでご注意ください。

浅めの傷(擦り傷等)ができた場合と同じ補修方法を行って下さい。

04

ワックスについて

OSMO塗装品、自然ワックス仕上げ品、ウレタン塗装品共に、「セラリカコーティング・ピュア」を推奨します。
「セラリカコーティング・ピュア」は、天然・合成を問わず揮発成分(溶剤・香料)、貴金属、界面活性剤を一切使用しない植物成分 100%の天然ワックスです。自然塗料として、初の F☆☆☆☆大臣認定も取得しています。弊社にて家庭用・業務用の販売も承っております。

住宅では1年に1~2回程度の定期的なワックスがけをお勧めします。

湿度が高いとき・室温が低い時は、ワックスがムラになる場合があります。 天気の良い日を選んで下さい。

ワックスを塗る前は、目地部のゴミ・ほこりをドライシート、乾いた雑巾等で取り除いて下さい。

OSMO塗装品/自然ワックス仕上げの無垢羽目板につきまして、市販の水性ワックス・樹脂系ワックス・油性ワックスは絶対にご使用にならないで下さい。羽目板表面が白化し修復が難しくなる場合があります。